ブログ「造材部のつぶやき」
クボデラ造材部のスタッフブログです。日々の出来事などを発信します。
仏教と樹木のいのち 第1回「釈尊の樹木」
東洋大学名誉教授 竹村 牧男 第一回 釈尊の樹木 かつて一日だけ、仕事でニューデリーに泊まったことがあった。どこも観光はできなかったが、ニューデリー中心部を車で通った時、もちろん平地だが深い森におおわれていて、大変、感銘をうけたことであった。その時、インド人もまた、森に何か神聖なるものを感得している…
リフォーム産業フェアに出展しました
リフォーム産業フェアに出展しました クボデラ株式会社(東京都中野区、代表取締役 窪寺伸浩)は9月15、16日、パシフィコ横浜展示場で開催された「リフォーム産業フェア2021」(主催:リフォーム産業新聞社)に出展参加しました。当社の出展テーマは「本物の木を使った家づくり」です。 クボデラ本社、造作プレ…
都市における木材需要の拡大事業
【木造で建築された図書館】 都市における木材需要の拡大事業 一般社団法人全国木材組合連合会は2021年9月7日、「都市における木材需要の拡大事業」を発表しました。助成対象は、①木質耐火部材等、②JAS構造材、③内装材、④木製サッシの4分野です。先に終了した「JAS構造材等補助事業」と似ている部分もあ…
脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策
脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策 国土交通省はこのほど、「脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策のあり方、進め方」を取りまとめ公表しました。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)特別報告書では、将来の平均気温上昇が1.5℃を大きく超えないようにするためには、2050年前後…
展示会に出展してみませんか 東京都の展示会出展支援事業
【2020年ジャパンホームショーの様子】 展示会に出展してみませんか 東京都の展示会出展支援事業 ジャパンホームショー、建築建材展、リフォーム産業フェアなど、大型なものから比較的コンパクトなものまで、毎年様々な展示会が開催されています。東京都内で事業を行う中小企業を対象に、東京都中小企業振興公社では…
三ツ星 建築の旅シリーズ Part2 第6回「フランスの歩き方4~バルセロナへ~」
泉幸甫建築研究所 建築家 泉幸甫 6-フランスの歩き方4~バルセロナへ~ バルセロナ 地中海に面したフランスの東端、ニースから車で左に地中海を見ながら西へ、西へ。 前回はサン・ギレム・ル・デゼール修道院のあるギレムまでたどり着いた。 その先をちょっと行くと、いつの間にかスペインとの国境近くまで来て…
三ツ星 建築の旅シリーズ Part2 第5回「フランスの歩き方3」
泉幸甫建築研究所 建築家 泉幸甫 5-フランスの歩き方3 プロヴァンスの三姉妹 フランスに修道院は数あれど、特別に「プロバンスの三姉妹」と呼ばれる三つの修道院がある。 一つは前回紹介したル・トロネ修道院、それにシルヴァカーヌ修道院とセナンク修道院の三つ。 いずれもシトー派の修道院で、12世紀に作ら…
三ツ星 建築の旅シリーズ Part2 第4回「フランスの歩き方2」
泉幸甫建築研究所 建築家 泉幸甫 4-フランスの歩き方2 ロマネスク建築、シトー派の修道院 前回のフランスの歩き方1に引き続きフランス、ロマネスク、シトー派修道院の旅。 前回のフランス中部のディジョン近くにあるサント・マドレーヌ大聖堂はスペインへの巡礼の道、サンチャゴコンポステーラの出発点だったが…
三ツ星 建築の旅シリーズ Part2 第3回「フランスの歩き方1」
泉幸甫建築研究所 建築家 泉幸甫 3-フランスの歩き方1 日本人にとって石は冷たく硬いもの、というメージが強いのではないか。もちろん木より石は冷たく硬い。しかしヨーロッパ建築の石には、同じ石でもより人を柔らかく包み込む優しい印象がある。 日本には豊富な森林資源があることから、建築の一部分を除き、あ…
三ツ星 建築の旅シリーズ Part2 第1回「イタリアの歩き方 花の都フィレンチェ」
泉幸甫建築研究所 建築家 泉幸甫 -イタリアの歩き方 花の都フィレンチェ 花の都フィレンチェ イタリアは芸術の国。華やかな街と言えばパリが定番だが、イタリア、フィレンチェも負けてない。 パリにはノートルダムがあるが、フィレンチェには「花の大聖堂」、サンタ・マリア・デル・フィオーレがある。「花の大聖…