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シュタイコが「みらいのたね賞」を受賞

【みらいのたね賞ロゴマーク】 シュタイコが「みらいのたね賞」を受賞 21年11月17~19日、東京ビッグサイトで日本最大級の住宅・建築関連専門展示会「ジャパンホームショー2021」が開催されます。同展示会を主催する一般社団法人日本能率協会は、毎年、展示会開催を前に、優れた建築を生み出すことに貢献し得…

「あわくら会館」が内閣総理大臣賞を受賞しました

【あわくら会館内部】 「あわくら会館」が内閣総理大臣賞を受賞しました このほど、木材利用推進中央協議会(鈴木和雄会長=全国木材組合連合会会長)が主催する今年度の受賞施設が発表されました。今年度も優秀な建築物が多数表彰されました。建築・設計関係者の間でも、同賞の受賞は大きな励みとなるようです。この取り…

モクコレ2022 未来に繋ぐ、国産材の無限の可能性

【前回開催されたモクコレの様子 モクコレのホームページから】 モクコレ2022 未来に繋ぐ、国産材の無限の可能性 東京都が主催し、国産材を原材料とした木材製品が一堂に集結するイベント「WOODコレクション(モクコレ)2022」が2022年2月1、2日午前10時から東京ビッグサイト西1、2ホールで開催…

非住宅木造建築フェアが開催されました

【愛媛県産材製品市場開拓協議会のブース】 非住宅木造建築フェアが開催されました 2021年10月7、8日の両日、東京ビッグサイト青海展示棟Bホールで、住宅ビジネスフェア/非住宅木造建築フェア/マンション総合EXPO/賃貸住宅・アパートEXPO 実行委員会による大規模な建築展示会が開催されました。特に…

林野庁予算、カーボンニュートラルの実現を目指して

【林地内の中間土場に集積された玉切りされた丸太を製材工場へ搬出する】 林野庁予算、カーボンニュートラルの実現を目指して 今回はSDGs時代を迎え、国が総力を挙げて取り組む「カーボンニュートラルの実現」と森林・林業・木材産業について、令和4年度林野庁予算から見ていきます。昨年、政府が表明した2050年…

仏教と樹木のいのち 第6回「貴重な木造寺院建築の文化財」

東洋大学名誉教授 竹村 牧男 第六回 貴重な木造寺院建築の文化財 【日光東照宮 杉並木】 日本の多くの神社仏閣は木造建築である。仏像とあわせて、木材がどれほど日本の文化・芸術に貢献しているか、計り知れないものがある。もちろん、その建造技術は貴族や武家の館、やがては一般の民家等にも応用されていって、人…

仏教と樹木のいのち 第5回「木造の仏像に思う」

東洋大学名誉教授 竹村 牧男 第五回 木造の仏像に思う 仏像にはまる女子も少なくないという。仏像ガールというのであろうか。彼女らは、お気に入りの仏像の前で見れども飽かず、長時間ずうっと対座しているという。イケメンの極致のうえに、穏やかに微笑みを湛えた仏像は、確かに深く心を癒してくれるであろう。 仏像…

仏教と樹木のいのち 第4回「草木国土、悉皆成仏」

東洋大学名誉教授 竹村 牧男 第四回 草木国土、悉皆成仏 仏教における樹木をめぐる教えというと、まず『法華経』「薬草喩品」の「三草二木の喩」が想起される。仏はみんなに等しく説法の雨を降らすが、それを受け止める者の資質・能力等によって成長が異なることを譬えたものである。経典には、大・中・小の草と、大・…

仏教と樹木のいのち 第3回「禅僧の樹木の悟り」

東洋大学名誉教授 竹村 牧男 第三回 禅僧の樹木の悟り 【柏の木】 釈尊は菩提樹の下で成道を果たしたが、「不立文字・教外別伝」といって、その覚りの心印を経典の外で人に伝えるというのが禅宗の主張である。その中国での始まりは、菩提達磨がインドからやってきたことにある。達磨はすでにインドにおいて悟っていた…

仏教と樹木のいのち 第2回「紅葉と常緑の彩り」

東洋大学名誉教授 竹村 牧男 第二回 紅葉と常緑の彩り 前回、釈尊は菩提樹の下で、十二縁起の解明を果たしたと述べた。釈尊の覚りの内容は、古来、さまざまな理解があり、禅宗では、暁の明星を見て覚ったと伝える。大乗仏教は四諦や十二縁起の真理ではない、無上正等覚の覚りを強調した。そのような次第で、十二縁起は…