ブログ「造材部のつぶやき」
クボデラ造材部のスタッフブログです。日々の出来事などを発信します。
子育てエコホーム支援事業が始まります
子育てエコホーム支援事業が始まります 国土交通省の2024年度住宅分野超目玉事業として「子育てエコホーム支援事業」がこのほど経済対策閣議決定し24年度に実施されます。予算規模は2100億円(23年度補正予算)と大型で、今年度事業として実施された「こどもエコ住まい支援事業」(22年度補正予算1500億…
木密地域での木造・木質化再開発「江北小路」
木密地域での木造・木質化再開発「江北小路」 木密地域をご存知でしょうか。東京23区の山手線外周部を中心に分布する木造住宅密集地域を指します。江戸は当時世界最大の木造都市として栄え、現在も木密地域が多く残ります。木密地域には木造住宅が高密度に建ち、狭隘な道路も多いため、災害時の大きな被害が想定され、都…
東京都省エネ・再エネ住宅普及促進事業をご案内します
東京都省エネ・再エネ住宅普及促進事業をご案内します 東京都は省エネ・再エネ住宅の普及に向け、「東京都省エネ・再エネ住宅普及促進事業」の申請を23年4月から開始しました。24年1月31日までが申請受付期間です。申請総額が予算枠に達した時点で受付が終了します。 「省エネ・再エネ住宅」の定義は、2030年…
木質ペレット燃料のJASを創設
木質ペレット燃料のJASを創設 農林水産省は2023年6月15日、「木質ペレット燃料に係る日本農林規格」(JAS)を制定しました。木質ペレット燃料は再生エネルギーの一つとして、木質バイオマスボイラー燃料として用いられるほか、ペレットストーブやペレットを熱源としたサウナでも様々に使用されています。需要…
中国の木材輸入、拡大基調に陰り それでも日本を凌駕する輸入規模
中国の木材輸入、拡大基調に陰り それでも日本を凌駕する輸入規模 中国の主要木材輸入数量は丸太が1485万立方㍍(同22%減)、製材が947万立方㍍(同9%減)でした。23年同期の木材輸入は減少していますが、依然として米国に並ぶ木材輸入大国として、特に丸太では世界の木材貿易で強い影響力を行使しています…
23年上半期新設住宅、持家の低迷が深刻
【FSU工法による木造住宅建築現場】 23年上半期新設住宅、持家の低迷が深刻 2023年1~6月の新設住宅着工戸数は40万9549戸(前年同期比2.2%減)、同床面積は3233万平方㍍(同4.7%減)となりました。季節調整済み年率では81万1000戸で前月比5.9%減でした。23年は年間で80万戸を…
神奈川県が森林環境譲与税活用で補助事業を開始
神奈川県が森林環境譲与税活用で補助事業を開始 神奈川県は木造施設の環境負荷の低さや、木材の持つ炭素固定機能を広く県民に周知すると共に、森林環境譲与税に対する理解や脱炭素社会の実現を目指し、建築主が木造施設等を選択し建築を行うことで抑制される炭素排出量や固定される炭素量の価値に対して補助を行います。 …
都市における木材需要の拡大事業
都市における木材需要の拡大事業 構造材に加え内装材や木製サッシも助成対象 【同事業の助成金支払いまでのスケジュール】 林野庁の助成事業のひとつ、都市における木材需要の拡大事業が今年度も実施されています。同事業の主体は般社団法人全国木材組合連合会(全木連)です。 23年度事業の第1次公募は23年6月2…
大谷石の採掘現場を訪ねて
【地下60㍍の採掘場、大谷石産業】 大谷石の採掘現場を訪ねて はじめに 当社も協賛企業として応援しているNPO法人家づくりの会(東京都、石黒隆康会長)は「家づくり学校」(泉幸甫校長、4年制)を主宰しています。今年度で15期目を迎えました。こうした後進の育成に向けた取り組みは建築界でも注目され、201…
建築用木材の転換促進支援事業の募集が始まりました
建築用木材の転換促進支援事業の募集が始まりました ~施工者&設計者向け、住宅を対象~ 令和5年5月23日に令和4年度補正で「建築用木材の転換促進支援事業」が公表されました。同事業は施工者・設計者を補助対象としており、3階建て以下の居住専用住宅及び事業併用住宅で、木造及び木造とその他の構造の混構造、す…