JAS構造材利用拡大事業が公表されました

【杉CLT無地上小】

【杉CLT無地上小】

全国木材組合連合会を事業主体とした令和3年度のJAS構造材関係補助事業である「JAS構造材個別実証支援事業」が21年3月末に公表されました。
JAS構造材利用拡大事業 (jas-kouzouzai.jp)

同事業は、令和元年度から名称を変更しながら、基本的にはほぼ似た枠組みで実施されてきており、今回が3年目です。事業としては今回で終了になると思います。

先に住木センターを事業実施機関としたCLTに対する助成事業について情報提供しましたが、例年であれば、引き続き、国土交通省、環境省、文部科学省、厚生労働省などでもCLTがらみの補助事業が出てくることも予想され、その都度、ご案内していきます。
皆様とともに都市にCO2貯蔵庫である第二の森林を実現していきたいと考えます。

事業主体

国(農林水産省林野庁)。事業委託先は全国木材組合連合会(全木連)。問い合わせ先は全木連のJAS構造材利用拡大事業事務局(電話03-3580-315)
申請書類は全国の地域木材団体(例えば東京都の場合、都木連になります)。地域木材団体の所在地はホームページの別添2に記載されています。地域木材団体の上部機関が全木連となります。

助成対象木材

 
*すべてJAS認定が必要です

1 構造用製材(機械等級区分構造用製材、目視等級区分構造用製材)
2 2×4工法構造用製材
3 構造用集成材(中断面以上、管柱や土台などの小断面構造用集成材は対象外)
4 構造用LVL
5 CLT    
1~5については併用も可能です。

その他の林産物JASも補助対象になります。3では構造用集成材のうち小断面構造用が対象外となっていますが、その他の林産物JASで補助対象になります。
その他の林産物JASは目視等級区分構造用製材(グリン材)、造作用製材・下地用製材、構造用・非構造用合板、OSB、小断面構造用集成材、造作用集成材、造作用LVL、フローリング、その他。JAS認定が要件となります。
建物は建築基準法第2条第1号の建築物等が対象となります。具体的な建築物は下記のURLおよびPDFを参考にして下さい(同じものです)。
( : .xlsx (jas-kouzouzai.jp)

JAS構造材.pdf

助成金額

添付の令和2年度JAS構造材利用拡大事業のパンフレットがわかりやすいので参考にしてください(下のPDF)。前年度のものですが令和3年度もほぼ同じ助成金額、助成内容です。助成金額は1件の個別実証事業に対して1500万円を上限とし、床面積合計が1000平方㍍以上の場合、または助成対象となる階が4以上の建築物は3000万円が上限となります。ただし、下記のⒶ、Ⓑと比べ、金額の低いほうが助成金額となります。
Ⓐ1~4は使用材積×5万円+その他の林産物JASの調達費に1/2をかけた金額。
Ⓑ5(CLT)は使用材積×14万円+その他の林産物JASの調達費に1/2をかけた金額。

例えばCLTについてみると、1000平方㍍未満、または4階建て未満の建築物でCLTを100立方㍍使用すると14万円×100立方㍍=1400万円となり、1500万円の上限金額より低いので1400万円が助成金額となります。これが120立方㍍の使用量だと14万円×120立方㍍=1680万円なので、1500万円が助成金額となります。1000平方㍍を超える建築物は3000万円が助成金額となりますが、CLT使用量が200立方㍍だと14万円×200立方㍍=2800万円なので、こちらが助成金額となります。

CLT助成制度 全木連.pdf

応募期限

令和3年3月31日~5月14日午後5時まで。申請場所は上記の通りです。

必要書類

‣様式に定められた事業申請書
‣申請物件の助成対象となるJAS構造材等が種類ごとに明瞭に色分けされ、判別することが可能な配置図・平面図・立面図・軸組図および梁伏図等
‣建築確認申請の写し(受付印のあるもの)
‣申請物件に使用される木材、林産物JASの使用予定量、予定調達費がわかる木拾い表でJAS構造材ごとに色分けすること等
‣施工者として確認できる者からJAS構造材個別実証支援事業に申請する権利の委譲を受けた者が申請する場合、権利の委譲を受けたことがわかる資料
*必要な書式は当該事業専用ホームページにあります。提出した申請書は返却されません。また、提出後の変更、取り消しはできません。
JAS構造材利用拡大事業 (jas-kouzouzai.jp)

JAS構造材活用宣言

同事業に応募するためには、「JAS構造材活用宣言」を行う必要があります。必要書類は、「JAS構造材活用拡大宣言登録申請書および付表」、誓約書、提出者の概要(株主総会資料、会社概要等)が分かる書類 です。
募集期間は令和3年3月31日から令和4年3月18日まで。持参又は郵送にて提出します。
郵送の場合は、封筒に「JAS構造材活用拡大宣言事業者登録申請書」在中と記載してく
ださい。提出部数は申請書1部 。
申請書等の提出場所及び事業の内容・作成等に関する問合せ先は次の通りです。
〒107-0052 東京都港区赤坂 2-12-13 UHA味覚糖赤坂ビル3F
一般社団法人全国木材組合連合会 JAS構造材利用拡大事業事務局
電話 03-6550-8540 (安永部長)
https://www.jas-kouzouzai.jp/jigyou1/
上記URLから宣言書類作成に必要な書式をダウンロードしてください。

クボデラでは皆様とともに、JAS製品の普及に取り組んでいきます。当社の造作材加工拠点である首都圏サービスセンター(埼玉県さいたま市)は先年、造作用製材のJAS工場認定を取得しております。JAS構造材だけでなく、造作材をはじめとしたその他林産物JASについてもご相談をお待ち申し上げます。

【クボデラ㈱首都圏サービスセンターに導入されたCNC 3Dルーター】

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