「中・大規模建築物の木造木質化設計支援事業」が始まりました

【多摩産材の原木市場】

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「中・大規模建築物の木造木質化設計支援事業」が始まりました

公益財団法人東京都農林水産振興財団を通じ、東京都内の中・大規模民間建築物で一定以上の多摩産材及び国産材を使用した建築物の実施設計を対象に、設計経費の2分の1以内(下限額500万円、上限額5000万円)を補助する新たな事業「中・大規模建築物の木造木質化支援事業」の募集が9月30日に施行され、10月13日から受付が開始されました。詳細は同財団のホームページに掲載されていますので参考にしてください。事業が年度をまたぐ場合の申請も可能です。

https://www.tokyo-aff.or.jp/site/forest/33227.html

国産材使用量については、㋐国産材の使用量が概ね0.18立方メートル(1平方㍍当たり)以上である木造または一部木造の建築物、㋑壁・柱・床・梁・屋根または階段の一部に木材・木質材料を用いており、国産材使用量が概ね0.06立方㍍(平方メートル当たり)以上である混構造の建築物。また、使用する国産材の材積のうち多摩産材を3割以上(内装木質化については5割以上)使用することなどとなっています。

現在、基本設計中で、今後の実施設計で一定以上の木材を使用する計画をお持ちであれば、ぜひご活用することを提案いたします。同事業は、国が実施する非住宅木造建築の施工や材料費補助等への補助事業との併用も可能です。事業予算は5億円、まだ予算枠は十分に余裕があるとのことです。

クボデラ株式会社は、地産地消を通じて地域の森林・林業・木材産業の活性化を目指しており、多摩産材をはじめとした国産材製品の調達、国等が実施している木造木質化関連の各種補助事業についてのご案内なども行っています。
お気軽にお問い合わせください(クボデラ㈱東京営業本部 電話03-3386-1153)。

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