不燃・準不燃木材

浸漬工法とは

不燃・準不燃木材

浸漬工法とはいわゆるドブ漬けの事です。非常にシンプルなので、大掛かりな設備も不要で、木本来の作用を利用して不燃液を浸透させますので、均一な不燃処理加工が可能になりました。処理後の乾燥も高湿ではなく、低湿除湿型の乾燥システムを採用しておりますので、仕上がりも美しく、高品質で低価格な製品化を実現しております。

対応可能認定一覧

認定番号 種類 樹種 対応板厚mm 塗装対応 下地の制限
NM-1701 不燃 12~50 無し
NM-1704 不燃 12~50 無し
QM-0505 準不燃 6 準不燃以上
QM-0537 準不燃 6 準不燃以上
NM-1423 不燃 杉、桧 18~150 無し
NM-2121 不燃 18~150 無し
NM-1520 不燃 18~300 無し
QM-0437 準不燃 10~150 無し
QM-0529 準不燃 10~150 無し
QM-0236 準不燃 10~50 無し
QM-0531 準不燃 10~50 無し

製品のお取扱いについて ※施工前に必ずお読みください

保管場所:
湿度の多い場所を避け、風通しのいい場所で保管してください。
取付方法:
薬剤は酸性ですので、取付金物などはステンレス等錆び難い素材をご使用ください。
製品保証:
製品保護のため、塗装などをされる場合は浸透系の塗料をご利用ください。
白華現象:
取付状況、環境により、製品表面に白い粉が発生する場合がありますが、品質には問題ありません。強めに絞った布巾などで拭き取ってください。

製造工程

① 製材 3日~2週間程度 浸漬工法では製材したてのグリーン材と呼ばれる水分を含んだままの素材を採用しております。 事前乾燥をしないので、エネルギーコストの削減につながります。
② 不燃処理 約10日間 薬剤と木中の水分の濃度置換作用を利用し、不燃液を木材内部に浸透させていきます。(浸漬方式)温度管理と時間管理、液管理のノウハウが活かされます。
③ 養生 4~5日程度 不燃処理後、薬剤の定着、安定を促進するため、自然乾燥にて養生を行います。
④ 乾燥 約1週間~2週間 高温乾燥による不燃成分の揮発を防ぐため、低温型の乾燥システムにて素材に負担をかけずに乾燥を行います。
⑤ 加工仕上げ 4~5日程度 ご希望のサイズ、形状に加工仕上げを行います。不燃系の木材には不燃材が固形分となっているので、経験、改良によるノウハウが活かされています。
⑥ 出荷 ご注文後
約45日程度
御注文いただいてから、約45日程度で出荷となります。納期は在庫状況、工場の稼働状況により変動いたします。

ご注文の流れ

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